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第132号 水族の動物薬 その6

死骨脱出(シコツダッシュツ)とは?



ムカデの噛み傷

◎紅蚯蚓(コウキュウイン、あかみみず)

用法:紅蚯蚓(あかみみず)3匹に白砂糖適量を加えて、

    出てきた浸出液を患部に塗る。

処方の起源:三都県



ムカデの噛み傷

◎酸湯または酢、偸油婆(トウユバ:ゴキブリ)

用法:1)始めに酸湯または酢を服用して、またそれを患部に塗る。   

    2)偸油婆(ゴキブリ)を押しつぶして、患部に塗る。

処方の起源:三都県



九子瘍(不明。何かの皮膚疾患でしょう)

◎螻蛄(ロウク:オケラ)、響鈴草、耗子瓜根

用法:上記の薬を叩き潰して、菜葉で包み炭火の中に入れて煮て、患部を包む。

処方の起源:三都県



痔瘡(じそう)

◎黒猫頭(黒猫の頭部。皮と毛を除去)、烏鴉頭(ウアトウ:カラスの頭。

   皮と毛を除去)、独脚蓮(ドッキャクレン。植物)

用法:上記の薬を叩き潰して、患部を包む

処方の起源:三都県



痔瘡(じそう)

◎紅杵牛皮菜(何かは不明だが植物)、豚の肝臓

用法:上記の薬を、各半斤、塩を加えずに、蒸して食用にする。

処方の起源:三都県



原因不明の腫毒(化膿性の腫れ物)

◎倒開花根、麝香(ジャコウ)、雄黄

用法:上記に酒につけ、1日に3回服用する。服用量は状況によって加減する。

処方の起源:三都県



皮膚の腫れ爛れ

◎古い蛇の抜け殻

用法:蛇の抜け殻を焼いて灰にして、菜種油または、茶油と混ぜて、患部に塗る。

処方の起源:三都県



皮膚の腫れタダレ

◎馬蜂(スズメバチ)の巣

用法:馬蜂の巣を焼いて灰にして、菜種油または、茶油と混ぜて、患部に塗る。

処方の起源:三都県



皮膚掻痒(皮膚のかゆみ)

◎蛇の抜け殻、天泡果用法:水で煎じて服用する。

処方の来源:丹塞県



癤腫(ヨウシュ:化膿性の腫れ物)

◎五倍子(ゴバイシ:虫こぶ)の樹皮

用法:上記の薬を叩き潰して、患部に敷く

処方の来源:三都県



疔(チョウ:化膿性の皮膚疾患)

◎溏(トウ:さんずい+唐)鶏の糞

用法:溏とう鶏の糞を患部に塗る。

処方の来源:三都県



巴骨*(?)(骨が腐ることのようです)

◎草鞋虫(ワラジムシ)

用法:加熱して乾燥させ、研いで細かい粉にし、+++++死骨脱出することが出来る。

処方の来源:三都県

注:死骨脱出(シコツダッシュツ)とは、まことに奇妙な言葉です。

  辞書などで調べたところ、さっぱりわかりません。

  しかし、中国語のサイトを検索して、推定すると、

  腐った骨が、

  傷口から、自然に抜け出す(抜け出す、抜け落ちる)といった意味のようです。

  中国語の本を読んでいると、

  辞書などで調べてもわからない単語がしばしば出てきますが、

  この、水族の民族薬の本にも、やたらにわからない単語が出てきます。

  この項は、意味がよくわからないので、

  省こうと始めは思ったのですが、

  死骨脱出という言葉にひかれて、紹介しました。

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第131号 アゲハチョウ(揚羽蝶)類の薬用効果

アゲハチョウは、腫れ物、化膿性皮膚疾患の薬

以前、キアゲハの幼虫(茴香虫ウイキョウチュウ)の、

薬用効果について述べましたが、

 今回は、アゲハチョウ類の日本での薬用について述べます。

「昆虫本草」日本。梅村甚太郎先生著。昭和18年 より、

アゲハチョウ類は、数多くの種がありますが、

 薬になると記載されているのは、以下の6種類です。

しかし、恐らく、他の種も混同して使用されていたでしょう。

アゲハチョウ Papilio xuthus L.

キアゲハ Papilio machaon L.

クロアゲハ Papilio protenor demetris Cramer

オナガアゲハ Papilio macilenthus Jonson

アヲスジアゲハ Graphium sarpedon nipponica Fruhasorfer

ジャコウアゲハ Papilio aloious Klug

◎癰(よう)には、アゲハチョウをすりつぶし、

  胡麻油で練って、局部に貼り、上から布で押さえると、効果があるという。

  クロアゲハ、カラスバアゲハの類いがよいという。

◎ヒョウソには、幼虫の内蔵を取り去り、その指にかぶせる。

◎千葉県、その他の地方では、

  カラスバアゲハ、ジャコウアゲハのような黒い蝶をつぶして、

  胡麻油と合わせて、布に伸べて、腫れ物に貼る。

◎信州では、各種の蝶を、油または麦飯と練って、腫れ物に貼る。

  また、所によっては、アゲハチョウのハネを黒焼きにし、

  糊に練り混ぜて、膿の吸い出しにもちいる。

  または、鱗粉と練って腫れ物に貼る。

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第130号 イラガ(刺蛾)の薬用効果

イラガの幼虫の絞り汁は目薬  

イラガ(刺蛾 いらが、Cnidocampa flavescens)  鱗翅目イラガ科

イラガの繭は、殻は大変固く、小鳥の卵を小さくしたような形をしています。

子供の時、これは何の卵だろうかと不思議に思ったものです。

このイラガの繭のことを、中国語では雀甕(ジャクオウ)といいます。

訓読すれば雀(スズメ)の甕(カメ)です。

サナギが抜け出したあとは、穴があいていますから、それをカメに見立てたのでしょう。

幼虫は、毛に覆われており、まさに毛虫です。

そして、その毛で刺されると 大変痛いので 刺す蛾(イラガ:刺蛾)の名があるのでしょう。

この蛾のカラも サナギも 幼虫も 薬になるのですから、面白いものです。



「昆虫本草」 日本 昭和18年刊 梅村甚太郎先生著  より

◎群馬県及びその他の関東地方では、

石灰質の殻を破つて内部のサナギもしくは幼虫をとり出し、

之をホウロクのようなものの上で食塩を混ぜ、あぶって食用にしている。

◎奥羽地方でも、穀の内部の虫を串刺にして醤油附焼とし、

胃腸や疳(カン)の病に効くとして、これを小児にあたえている。

◎その他 サナギ及び成虫を目薬としたり、サナギを胃腸の薬としている場合もある。

  俗に血目と称するものに、毒針をとり去つた幼虫のしぼり汁を点眼する。

◎越冬中の幼虫を小鳥の餌とすれば 

  大いに鳥の精力を増進するとして愛鳥家に用いられている。





イラガの薬用の歴史は古く、早くも『神農本草経』に記載されています。

『神農本草経』

雀甕:

一名躁舍。味甘平。生樹枝間。治小兒驚癇、寒熱結氣、蠱毒鬼注



「虫類本草」 葉苓先生、林美熙先生 編著 中国医薬科技出版社 2003年 より

雀甕(ジャクオウ)

「本草神農経」に初出。

性味:味は甘く、平。

主治:小児の驚風(ひきつけ)、初生児破傷風(臍風)、癲癇

用法:内服する。丸剤、散剤(粉薬)にする。


処方例

雀甕蜈蚣散(ジャクオウゴコウサン:イラガのカラとムカデの粉薬)

成分:赤足のムカデ1匹、イラガのカラ(穴の開いていないもの)5個

製法:一緒に焼いて灰にして、研いで細かい粉にする。

効能:小児の口を閉じている(撮口)のを治療する。

出典:聖恵方

雀甕汁(ジャクオウジュウ:イラガの体液)

成分製法:樹についているイラガのカラから、幼虫をとりだす。体液を搾り出して、のませる。

効能:小児の癲癇(てんかん)をなおす。

出典:聖恵方

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第129号 ヘビノヌケガラ(蛇の脱殻)の薬用効果

蛇のヌケガラは、皮膚病の薬

蛇が脱皮したあとのカラ。

蛇蛻(ダゼイ)とも 蛇退皮(ジャタイヒ)ともいいます。

漢方では、比較的多く用いられています。日本ではなく、中国で。

しかし、昔の日本では、用いられていました。

蛇の抜け殻は、皮膚ですから、皮膚関係の疾患に効くようです。

過去の日本での薬用を紹介しましょう。

なお、蛇の種類は、何でも良いのです。

「薬虫薬畜の効用と療法」啓文社、昭和31年、酒井則天先生著 より、

◎ヘビノヌケガラと小麦粉とを等分にまぜ、

 水を加えてよく練りあわせ、これをつけると、ヒタイ際の毛が生える。

◎ヘビのヌケガラを水に浸して軟かにし、これを1日に3、4回局部にすりこむと、

  自然に顔面などにできた小さいコブが治る。

◎ヘビのヌケガラと胡麻の花とを飯粒で練ってつけると、ホクロ、アザが治るという。

  但し、色素が濃厚に沈着したものには、効かないようです。

◎ヘビのヌケガラを煎じた汁で局部を洗うと、白癬が治る。

◎ヘビノヌケガラの黒焼末をご飯粒で練ってつけると、痔が治る。

◎同様の用法は痔ろう、即ち俗にいう穴痔にも有効である。

  もし、ヘビノヌケガラのないときは、

  蛇の乾燥したものの粉末、又は黒焼きの粉末を代用してもよい。

◎ヘビノヌケガラ一匹分、ヨモギの葉一匁(モンメ)、

  この二品を二合の水で半分に煎じ、この煎じ汁を飲ませると必ず安産するという。

◎ヘビノヌケガラを煎じて服用すると小便の近いのが治る。



さて、蛇は立派な虫類薬です。

以前にも書きましたが、虫という字は、蛇もしくはマムシの象形文字です。

古代の漢字は、まさに蛇の形をしています。


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プロフィール

鈴木 覚

Author:鈴木 覚
埼玉県で薬局を開局しています。
漢方の勉強と趣味を兼ねて資料を集めている内、虫類にも面白い薬効があることに気がつきましたので2006年からブログをはじめ、今までご紹介してきました。
是非多くの方々に虫類の薬効を広く知っていただければ幸いです。
初めての方は【第1号】はじめに をご覧ください。

ご質問ありましたらtwitterにて。
ただし、虫に関する話題に限ります。



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