スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。


このブログの中でひとつでもいいと思ったことがあれば
下のアイコンをクリックして応援していただけると嬉しいです。


人気ブログランキングへ にほんブログ村 科学ブログ 生物学・生物科学へ
にほんブログ村
アクセスランキング参加中
☆☆☆実際に応用する場合は、自己責任で☆☆☆

そうだ!健康相談に行こう
【昭和薬局】薬剤師  鈴木 覚
〒351-0035 埼玉県朝霞市朝志ヶ丘1-2-6-106
【電話】048-473-7830
【FAX】 048-473-7332
【昭和薬局ホームページ】http://www.saitamakanpo.com 埼玉漢方ドットコム
【昭和薬局ブログ】http://showayakyk.exblog.jp/

第147号 マムシの薬用効果  その3

美味しいマムシ餅の作り方。マムシの食べ方

今回は、マムシに薬用効果について。これで、3回目です。

「薬虫薬畜の効用と療法」日本。啓文社、昭和31年、酒井則天先生著より。

◎マムシの皮をはぎ、骨を抜き、肉を生で食べても、

  また附け焼きにして食べても、滋養・強壮の特効がある。

◎マムシを陽乾(ひぼし)にし、その肉を削って食べても、

  やはり滋養・強壮の効能がある。

◎マムシの肝(キモ)を生のまま飲むと、大いに気力を増す。

◎マムシの陽乾を焙烙(ホウロク)であぶった後、粉末にして飲んでも、

  やはり滋養・強壮・強精の効能がある。

  ヘルシンキで開催されたオリンピックに参加した我が選手の中には、

  このマムシの蒸焼の粉末を持参して、服用した人があるということである。

◎マムシ三匹を1升瓶に入れ、半分ぐらい水を注いで栓をしておくと、

  2,3日後汚物を全部排出する。

  そこで1升瓶の口に金網をあてて水をすっかり出した後、

  上等の焼酎を、八分目まで注ぎ入れ、

  再び栓をして一年ぐらい冷暗所に保存しておくと、

  上等のマムシ酒ができる。

  これを 毎食前 盃で一杯ずつ飲むと、

  滋養・強壮・強精の薬効があるのみならず、

  慢性胃腸病・貧血・肋膜炎・肺病・心臓病・

  腎臓病・陰萎・不感症・不眠症・紳経衰弱などに有効であり、

  また胃痙攣のとき飲めば痛みに即効がある。

◎マムシの肉だけを細かに刻み、これを蒸した精米に入れてつき潰して、

  マムシ餅をつくり、これを陽乾(ひぼし)にした後、細かい粉にする。

  この細かい粉 三勺(シャク:約18ml)ぐらいを1日分とし、

  味噌汁に入れてよく煮立て、毎日一回ずつ食べつづけると、

  癲癇(テンカン)に大効があり、再発しないということである。



次回に続く

写真については次回
スポンサーサイト


このブログの中でひとつでもいいと思ったことがあれば
下のアイコンをクリックして応援していただけると嬉しいです。


人気ブログランキングへ にほんブログ村 科学ブログ 生物学・生物科学へ
にほんブログ村
アクセスランキング参加中
☆☆☆実際に応用する場合は、自己責任で☆☆☆

そうだ!健康相談に行こう
【昭和薬局】薬剤師  鈴木 覚
〒351-0035 埼玉県朝霞市朝志ヶ丘1-2-6-106
【電話】048-473-7830
【FAX】 048-473-7332
【昭和薬局ホームページ】http://www.saitamakanpo.com 埼玉漢方ドットコム
【昭和薬局ブログ】http://showayakyk.exblog.jp/

第146号 サンショウウオの薬用効果

サンショウウオは、エツカク(?)の薬

以前(第141回)に、サンショウウオ山椒魚の燻製の写真を掲載しましたが、

 今回は、(小型の)サンショウウオの薬効について述べましょう。

秘湯の宿に泊まったあと、大笹牧場という所に行きました。

そこで、サンショウウオの燻製を、1匹150円、5匹700円で 売っていました。

もちろん、買いました。

サンショウウオの燻製には、以下の文が記載されていました。

「山椒魚は、標高1,000m以上の針葉樹林帯に生息し、

  水陸両方に住める非常に生命力のある動物である。

入梅の時、産卵のために清流にくだるのを捕獲し、

  燻製にして、古来より特効薬として、外国に輸出していた。

疲労回復、精力剤、美肌等に効能があります。

このまま食べられます。

(マヨネーズ等好みの調味料でどうぞ)

天ぷらにしても好評です。」

以上の効能文は、おおげさでしょう。まあ、無責任な、セールストークですね。

サンショウウオは、トカゲやヤモリに形は似ていますが、

  水の中に住み、蛙の仲間の両生類です。

しかしながら、トカゲやヤモリと似ているため、薬効も混同されて来たようです。

トカゲやヤモリには、

  とくに大ヤモリには、すぐれた薬効があり、養殖もされています。

山椒魚には、それほど顕著な薬効は、ないようです。

しかし、まあ、薬効を探して見ました。

さて、サンショウウオの薬効は、(オオサンショウウオの薬効は、また違います。

あくまで、小型の山椒魚のです。)

小型のサンショウウオには、多くの種類がありますが、燻製の種は分かりません。

多分 昔の人も、どの種もまとめてサンショウウオとしていたでしょうから、

 特に種を意識しないで、利用していたでしょう。



「東邦薬用動物誌」日本。任地楼、大正14年、梅村甚太郎先生編 より、

箱根サンショウウオの薬効を紹介します。

◎炙って食べれば、小児の疳の薬となる。

◎三河(愛知県)の段戸山では、付近の住民が来て、

   強壮剤として生のまま飲み込む。

◎膈(カク)の病に、サンショウウオの小さいのを生で呑む、

   と「大和本草」に記載されている。



「薬虫薬畜の効用と療法」日本。啓文社、昭和31年、酒井則天先生著には、

◎小さいサンショウウオを生のまま飲みくだすと、

  噎膈(エツカク)が治るという。

  エツカクとは、食道ガンのために食道がふさがって、

  食物が通らない病気のことである。

(注:エツは、ムセブ、噎ぶ。膈カクは、胸と脾のあいだ。)



中国での薬効は、手元にある文献にはありません。

 ただし、ネット上にはありますが、極めて情報量はすくないですね。

薬用効果は、あまりないということでしょうね。



さて、サンショウウオの燻製の味はというと、

  特に変わった味ではありませんでした。

イカの燻製の出来損ないのような、何かの燻製のような味でした。


このブログの中でひとつでもいいと思ったことがあれば
下のアイコンをクリックして応援していただけると嬉しいです。


人気ブログランキングへ にほんブログ村 科学ブログ 生物学・生物科学へ
にほんブログ村
アクセスランキング参加中
☆☆☆実際に応用する場合は、自己責任で☆☆☆

そうだ!健康相談に行こう
【昭和薬局】薬剤師  鈴木 覚
〒351-0035 埼玉県朝霞市朝志ヶ丘1-2-6-106
【電話】048-473-7830
【FAX】 048-473-7332
【昭和薬局ホームページ】http://www.saitamakanpo.com 埼玉漢方ドットコム
【昭和薬局ブログ】http://showayakyk.exblog.jp/

第145号 顔面神経麻痺には、ムカデ、サソリ、カイコ、ミミズ、セミ

顔面神経麻痺に対する虫類薬 その1

「中国霊験方術真伝」には、

  民間の不思議に良く効くという処方が、収載されています。

顔面神経麻痺の項には、11の処方が記載されています。

驚いたことに、すべてに、つまり100%、虫類薬が処方に含まれています。

「中国民間霊験方求真伝」人民軍医出版社1996年、

張俊庭先生、張俊明先生主編 より、一部を紹介しましょう。

まずは、全成分虫類薬のを。

なかなか、すごい組み合わせです。

絵に描いたら、面白いだろうと、店のアルバイトの子に描いてもらいました。

ただし、わざと写実的ではなく。クリックすると拡大します。

◎処方:ムカデ(蜈蚣ゴコウ)、サソリ(全蝎ゼンカツ)、

      キョウサン(僵蚕:白僵蚕ともいい、蚕の幼虫が白僵菌に感染して死んだもの)、

     ミミズ(地竜ジリュウ)、セミの抜け殻(蝉蛻センゼイ) 各10g

用法:蜈蚣、全蝎は、炙って乾燥し研いで粉にする。

    他の薬は、煎じる。1日に、上記の量を、2回に分けて服用する。

適応症;顔面神経麻痺

治療効果:48例の患者を治療したが、38例が治癒し、11例が好転した。

       治療期間は3日から56日。

出典:福建省寧化県医院、胡国龍先生



次の処方の2つの生薬とも毒薬です。

ハンミョウ(斑猫)の毒性は、よく知られていますが、ハズニン(植物性生薬)も、毒性が強い生薬です。

飲むのは危険です。

とはいっても、手には入らないでしょうけど。

ハンミョウ(成分は、カンタリジン。斑猫素)を用いた発泡療法です。

◎処方;南方斑猫(ハンミョう)、巴豆仁 各1.5g

用法:一緒に粉にし、適量のハチミツと混ぜ、糊状にし、

    一辺が5~6cmの正方形のガーゼを4層にし、

    練った上記の薬を、直径2~3cm位に均等に塗る。

それを、患部側の下関(経穴、いわゆるツボ)と頬車(経穴)の中間点の少し前方に貼り、絆創膏で固定する。

張ったところの皮膚が紅潮して起泡しそうになったら、ガーゼをはずす。

症状が改善しない場合は、7日後に同じようにして貼る。

適応症:顔面神経炎

治療効果:80例のうち、3例は確認出来なかった。

      それ以外の治癒率は97.5%であった。

出典:山東省臨沐県医院、高稀斉先生

◎処方:ビャッキョウサン(白僵蚕:蚕の幼虫が白僵菌に感染して死んだもの)、

      サソリ(全蝎:ゼンカツ)、ゴコウ(蜈蚣:ムカデ)、ミミズ(地竜:ジリュウ)、

      白附子(ハクブシ)、天麻(テンマ)、防風(ボウフウ)各同量(後半3個は植物性生薬)

用法:一緒に研いで、細かい粉にする。黄酒に入れて服用する。

    1日2回。1回に10g、小児は加減する。

    酒が飲めない患者の場合は、水と酒を半々にする。

    服用後、重ね着をして発汗させる。服薬と同時に、針治療を行う。

適応症:顔面神経麻痺

治療効果:治療した60例のうち、50例が治癒し、著効が2例、8例が好転した。

注意:服薬後、汗が出ようとする時に、喉の乾きを感じる。

    その後、患部の筋肉が動く感じがするが、それは治る前兆である。

出典:内蒙古化徳県城関衛生院、李栄先生


このブログの中でひとつでもいいと思ったことがあれば
下のアイコンをクリックして応援していただけると嬉しいです。


人気ブログランキングへ にほんブログ村 科学ブログ 生物学・生物科学へ
にほんブログ村
アクセスランキング参加中
☆☆☆実際に応用する場合は、自己責任で☆☆☆

そうだ!健康相談に行こう
【昭和薬局】薬剤師  鈴木 覚
〒351-0035 埼玉県朝霞市朝志ヶ丘1-2-6-106
【電話】048-473-7830
【FAX】 048-473-7332
【昭和薬局ホームページ】http://www.saitamakanpo.com 埼玉漢方ドットコム
【昭和薬局ブログ】http://showayakyk.exblog.jp/

第144号  蜂蜜を用いた、風邪の補助的な処方 その1

今回は、実用的な昆虫薬(カゼ等)

昆虫薬には、昆虫の体そのもの、分泌物、排泄物、生産物などがあります。

そのうちで、最も広く用いられているのは、蜂蜜でしょう。

今回は、カゼの季節に向かう時期ですので、

  実際に役立つ、蜂蜜による「風邪の治療、予防の処方」を紹介します。

材料も、簡単に手に入るものに限定します。



「蜂蜜療法」葛鳳晨先生主編、2000年、吉林科学技術出版社 より

考え方としては、症状が軽ければ、以下の処方で対応してもよいでしょうし、

  風邪薬などと併用してもよいでしょう。

しかし、基本的には、風邪薬と併用するのがいいでしょう。治りを早めるために。

どの処方も、薬というよりは、食品ですから、副作用も心配はないでしょう。



処方:ハチミツ1~2匙、熱い牛乳1杯用法:蜂蜜をミルクに混ぜる。

    上記の量を1回に服用する。1日に3回。

解説:この処方は風邪の治療に適用する。



処方:蜂蜜50g、リンゴの皮1椀分。

用法:リンゴの皮を煎じて(煮て)汁を取り出し、ハチミツを加えて少し煮る。

    熱いうちに飲む。

解説:この処方は風邪の予防治療に適用する。



処方:蜂蜜50g、イナゴ1つまみ、黒豆1/2つまみ。

用法:イナゴ、黒豆に水を加えて煎じ煮る。

    カスを取り去り、ハチミツを加えてかきまぜて、飲む。

解説:この処方は風邪に適用する。

(昆虫薬らしいのは、今回は、これだけ。)



処方:蜂蜜30g、生姜(ショウガ)20g

用法:生姜をうすく切り、500gの水に入れ、鍋に入れて煮沸する。

解説:この処方は寒気のある風邪に適用する。

(ショウガは、漢方の風邪薬の葛根湯、小青竜湯にも入っています。)



処方:蜂蜜100g、生姜100g、ニンニク400g、レモン3~4個、酒800g

用法:ニンニクを5分蒸した後に薄く切り、レモンを皮を取り去り薄く切り、

    生姜を薄く切り、蜂蜜と一緒に3カ月間酒につける。

    濾過して服用する。1日に30g、飲み過ぎないこと。

解説:この処方は去風、散寒、解表の働きがある。寒気のある風邪に適用する。



処方:蜂蜜50g、ひね生姜5g、ネギ1/2本、米酒(日本酒でよい)25g

用法:生姜を細切りにし、黒くなるまで炒める。

    それにネギと酒を加えて、煎じて、蜂蜜を加えて、服用する。

解説:この処方は風邪に適用する。



処方:ハチミツ100g、米酢50g

用法:上記の2つを混ぜて撹拌する。1回に1茶碗分服用する。

解説:この処方は連続して発熱し、原因不明の場合に用いる。



処方:ハチミツ50~60g、レモン1個

用法:レモンの搾り汁と蜂蜜を混ぜて撹拌して服用する。

    また、紅茶に入れて服用してもよい。

解説:この処方は、インフルエンザと普通の風邪に適用する。



処方:蜂蜜100g、ニンニク100g

用法:ニンニクの皮をむいて砕き、蜂蜜を加えてまぜる。

    1日に2回、1回に1匙、お湯で服用する。

解説:この処方はインフルエンザに適用する。


このブログの中でひとつでもいいと思ったことがあれば
下のアイコンをクリックして応援していただけると嬉しいです。


人気ブログランキングへ にほんブログ村 科学ブログ 生物学・生物科学へ
にほんブログ村
アクセスランキング参加中
☆☆☆実際に応用する場合は、自己責任で☆☆☆

そうだ!健康相談に行こう
【昭和薬局】薬剤師  鈴木 覚
〒351-0035 埼玉県朝霞市朝志ヶ丘1-2-6-106
【電話】048-473-7830
【FAX】 048-473-7332
【昭和薬局ホームページ】http://www.saitamakanpo.com 埼玉漢方ドットコム
【昭和薬局ブログ】http://showayakyk.exblog.jp/
プロフィール

鈴木 覚

Author:鈴木 覚
埼玉県で薬局を開局しています。
漢方の勉強と趣味を兼ねて資料を集めている内、虫類にも面白い薬効があることに気がつきましたので2006年からブログをはじめ、今までご紹介してきました。
是非多くの方々に虫類の薬効を広く知っていただければ幸いです。
初めての方は【第1号】はじめに をご覧ください。

ご質問ありましたらtwitterにて。
ただし、虫に関する話題に限ります。



人気ブログランキングへ

にほんブログ村 科学ブログ 生物学・生物科学へ
にほんブログ村

リンク
twitter
twitterはじめました! フォロー/リムーブお気軽にどうぞ
検索フォーム
カテゴリ
月別アーカイブ
FC2カウンター
QRコード
QR
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。