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第227号  「漢方系の大衆薬」中の虫類薬  その2

ゴキブリ薬を深く研究した、漢方医 湯元求真(ゆもときゅうしん)先生

大黄しゃ虫丸

処方:熟大黄、しゃ虫、水蛭、虻虫、セイソウ、乾漆、桃仁、苦杏仁、黄芩、地黄、白芍、甘草等。


これは、「金匱要略」にある、大変古くからある処方です。
以前、紹介しましたので、そちらも参照してください。
ゴキブリ、ヒル、アブ、地虫といった、面白い虫類薬が、配合されています。
しゃ虫:ハネのないゴキブリ。サツマゴキブリの仲間。数種のが薬用に用いられている。主に、雌が用いられている。

しゃ虫:シャは庶の下に虫。サツマゴキブリの仲間。
水蛭:ヒル。
虻虫:ボウチュウ。アブ。
セイソウ:セイは虫+斎、ソウは虫+曹。せいそうの訓は、じむし、すくもむしともいう。
     定義を敢えてすると、地面の中にいる、甲虫類の幼虫で、ある程度以上のおおきさももの。

この、「大黄しゃ虫丸」は、実際に日本で使われていたのだろうか、使われていたとしたら、いつ頃までだろうかと、長く疑問に思っていました。
最近、湯元求真先生の「応用漢方医学解説」という本を、読んでいたら答えがありました。
湯元求真先生は、その書の前書きで、「下瘀血丸」「大黄しゃ虫丸」「抵当丸」の3処方について、特に深く研究したと述べています。
前書きの終わりのほうに、このように述べています。
『「下瘀血丸」「大黄しゃ虫丸」「抵当丸」の三つの処方に関する解説は、著者が心血を注いで研究した結晶である。
 新しい治療への応用の発見も多い。読者は、これに深く注意を払っていただきたい。』
先生は、明治9年に生まれ、昭和16年に没していますが、その弟子たちは、今も活躍しています。
ですから、或いは今も、こっそりと使用されているかも知れません。

「大黄しゃ虫丸」そのものは、薬事法の関係で、日本では、製造販売されてはいません。
 しかし、材料である「しゃ虫」などは、今でも漢方問屋から 手に入ります。作ろうと思えば、作れます。

なお、「下瘀血丸」「抵当丸」の処方は、以下のとおりです。

下瘀血丸:大黄、桃仁、しゃ虫
抵当丸:水蛭、虻虫、桃仁、大黄

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プロフィール

鈴木 覚

Author:鈴木 覚
埼玉県で薬局を開局しています。
漢方の勉強と趣味を兼ねて資料を集めている内、虫類にも面白い薬効があることに気がつきましたので2006年からブログをはじめ、今までご紹介してきました。
是非多くの方々に虫類の薬効を広く知っていただければ幸いです。
初めての方は【第1号】はじめに をご覧ください。

ご質問ありましたらtwitterにて。
ただし、虫に関する話題に限ります。



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