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第246号 「江戸の媚薬術」に見られる動物薬  その 1

「江戸の媚薬術」に見られる動物薬  その 1
 第246回

「強壮剤」には、主に二通りに分類されます。
意外と、正確に定義するのが難しいのですが、敢えて以下の二つに分類します。
一つは、普通に体力の衰えを補い、元気にさせる薬。「強壮剤 A」とします。
もう一つは、男女の交合に関するものです。「強壮剤 B」とします。
 1.男性の陰痿(インポ)を改善するもの、持続力を強化するもの、回数を増加させるもの。
 2.女性の不感症を改善するもの、女性の感じ方を増強するものなど。
 3.「媚薬」的なもの。
「媚薬」というのは、「催淫薬」、「ほれ薬」を指します。従って、上の1,2とは、全く性質の異なる意味ですが
これも「強壮剤」に含める場合があります。「イモリの黒焼き(効きませんが)」は、この「媚薬」の範囲に入ります。

「強壮剤 B」にあたるもので、現在 正式に許可を受けたものは、数えるくらいしかありません。
しかし、男性向けの雑誌や、スポーツ新聞などには、そのことを暗示する内容の商品(健康食品)の広告がしばしば見られます。
インターネットにも、暗示する商品があります。
その多くには、虫類(蛇、マムシとかコブラ、サソリとかオオヤモリなど)が含まれています。
中には、蟻を含むものもあります。

そういうことで、「江戸の媚薬術」にも、虫類が多く見られるのかなと思って、読んでみました。
しかし、虫類は余りありませんでした。江戸時代は、外国から手に入れるのが難しかったからでしょうね。
      「江戸の媚薬術」渡辺信一郎先生著、新潮社、2007年10月25日

そこで、動物薬が使われている処方を紹介することにしました。
オットセイについては、江戸時代には、日本でも取れましたので、多用されています。
有効部分は、オットセイの全身ではなく、陰経(ペニス)です。
これは、効きます。ただし、製法使用法によって違いはあります。

「江戸の媚薬術」という題名ですが、この「媚薬」は、実際は「強壮剤 B」です。
扱っている内容は、薬学的なものではなく、江戸時代の「文章」に見られる「強壮剤 B」についてです。
「江戸の媚薬術」の内容は、「文学}です。
読むのには、面白いのですが、薬学的におかしいものが多くあります。
しかし、面白いので紹介します。
ただし、危険な内容のも混じっていますので、実際に使うのはいけません。
それで、主に処方だけを紹介して、用法は紹介しないのもあります。
そのことを、念頭に入れてお読みください。
決して、まねをしないでください。危険です。


「一粒金丹(いちりゅうこんたん)」の処方の一例
松前藩や津軽藩で売られていた。
肭膃臍(オットセイ)  2銭、阿芙蓉(あふよう:阿片)  2銭、龍脳(りゅうのう)  1厘、麝香(じゃこう)  1厘、
朱砂(水銀化合物)  3分、原蚕蛾(ゲンサンガ) 3分
注:オットセイ は、体全体ではなく陰経部分。 阿芙蓉(あふよう)は阿片のこと。麻薬ですね。
   原蚕蛾(ゲンサンガ)は、オスのカイコ蛾の成虫。孵化したとたん、メスのカイコ蛾と盛んに交尾するので、
強壮剤とされています。現在の中国でも原蚕蛾(ゲンサンガ)をその目的にした商品が沢山あります。
私個人としては、効き目に対しては、疑問です。
しかし、本草書には、そういう効果が記載されています。
  この「一粒金丹」は、「強壮剤 A」的な効果はありそうです。
しかし、阿片とか水銀化合物が入っているので、多用すべきではないでしょうし、今は使えない成分です。
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プロフィール

鈴木 覚

Author:鈴木 覚
埼玉県で薬局を開局しています。
漢方の勉強と趣味を兼ねて資料を集めている内、虫類にも面白い薬効があることに気がつきましたので2006年からブログをはじめ、今までご紹介してきました。
是非多くの方々に虫類の薬効を広く知っていただければ幸いです。
初めての方は【第1号】はじめに をご覧ください。

ご質問ありましたらtwitterにて。
ただし、虫に関する話題に限ります。



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