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第251号 タツノオトシゴ、ウミウシは、はげの妙薬  ギリシア本草 その1

ギリシャ本草中の虫類薬  その1


古代ギリシャのディオスコリデス(Pedanius Dioscorides)の著した
ギリシア本草(マテリアメディカ Materia Medica)という薬物書があります。
ギリシャ語からラテン語に訳されて、中世まで、 西洋医学の薬物の規範とされてきました。


このギリシア本草(マテリアメディカ)は、後世に多くの人の手によって、
書き加えられたので、元の姿は、わかりません。


しかし、当時としては、大作です。小さな、百科事典ほどの量です。
あんな古い時代に、こんな立派な本草書があったとは、
不思議な、奇蹟のような感じがします。


あまりの、完成度のためか、或いは、その後のヨーロッパは、無知蒙昧の時代になったためか、
「ギリシア本草(マテリアメディカ)」を超えるもの、あるいは比肩するものは、
近代に至るまで出現しませんでした。


今 流行のアロマセラピーなどの、薬効の原典は、
このディオスコリデスのギリシア本草(マテリアメディカ Materia Medica)です。
その第一巻は、Aromaticsとなっています。


東洋では、神農本草経以来、多くの本草書が書かれ、
李時珍の「本草綱目」に至って、集大成されました。
その間、ヨーロッパでは、本草学が、ほとんど進歩が無かったことが不思議です。


時々、「漢方薬は信じられない(つまり、西洋医学は良い)」という人がいますが、
ディオスコリデスの「ギリシア本草(マテリアメディカ Materia Medica)」を、見せたいものです。
西洋医学だって、ほんの少し前まで、怪しげな植物や、動物、
果ては、血や尿や糞までも薬物にしていましたから。


私は、ギリシア語もラテン語も解りませんので、英語版を参照しています。
「ギリシア本草(マテリアメディカ)」大変膨大な書ですが、
ウェブ上では、自由にダウンロード出来ます。


*******

ギリシア本草(マテリアメディカ Materia Medica)の第二巻より
タツノオトシゴ
タツノオトシゴは、小さな海の生き物である。
それを焼いて灰にしたものをガチョウの脂肪、樹脂、または 、Amaracinum(マジョラムの香油軟膏)に混ぜる。
頭のはげた部分にたっぷり塗る。


ウミウシ
ウミウシは、小さなコウイカ(甲烏賊)に似ている。
それをすり潰して、そのまま、又はクラゲと一緒にすり潰したのを、
毛の無い(ハゲの)部分に塗る。


******


使っている材料(生薬)は、日本のそれとは違いますが、意外なことに、製作法や使い方は、
江戸時代の民間療法に似ている感じがします。


また、発想法も似ています。
生薬を、焼いて灰にする等は、「救民妙薬(徳川光圀が穂積甫庵に命じて編纂させたもの)」にも
良く出てきます。
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プロフィール

鈴木 覚

Author:鈴木 覚
埼玉県で薬局を開局しています。
漢方の勉強と趣味を兼ねて資料を集めている内、虫類にも面白い薬効があることに気がつきましたので2006年からブログをはじめ、今までご紹介してきました。
是非多くの方々に虫類の薬効を広く知っていただければ幸いです。
初めての方は【第1号】はじめに をご覧ください。

ご質問ありましたらtwitterにて。
ただし、虫に関する話題に限ります。



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